架構グリッドプランニングとは、玄関や台所、リビングなどの各部屋をグリッド(格子)の中に納めていく手法です。したがって、部屋がグリッドに納まらなかったらグリッド自体を変えたり、増やしたりして、架構に無理のない間取りを作る方法だといえます。それは、部屋に収納や廊下をつけていく「間取りパズル」とは基本的に違います。
このプランニング手法については『建築知識』バックナンバー1995年5月号(No.456) 吉田桂二著。
に詳しく解説してあります。

<在来工法の功罪>
本来、日本の木造在来(軸組)工法とはこうした梁架構が美しく整った『屋根の建築』ともいわれるものでした、しかし、実際には「在来工法は間取りが自由」という謳い文句だけが先行してしまい、屋根の不整形な間取りが量産されてしまった、というのが現状です。今後は、間取りパズルから脱却した架構グリッドプランニング等による、架構を意識したプランニングが主流になっていくことを期待したい思います。