2020年の6月に義務化された(猶予期間1年)HACCPですが、あまり浸透している感はないようです。
ただ、今回のHACCPの義務化は作業場の衛生環境・室内の空気環境に真剣に取り組む機会を得ているともいえます。
ところで、HACCPというものがどれ程理解されているかは疑問が残るところです。わたくし自身も3年ほど前に食品(お菓子類)加工の工場のリニューアル工事にあたり、当時は少ない情報のなかで試行錯誤したのを覚えています。
実際のところ行政窓口の担当者のところに資料等の要求をしても、明確な返答がかえってこないのが実情です。
わたしの少ない経験のなかでもいえることは、大規模にHACCP認証を目指すよりも、地元の保健所との協議のなかですすめていくのが現実的ではないかと思うのです。
HACCP認証とは?手法としてのHACCPとの違いについて(ISOプロ)